ちよ文庫

詩、掌の小説

「砂」

朝目覚めると小鳥が鳴いているような 真白いホットミルクのぬくもりのような カーテンを開けると射す陽の光のような ふとんにくるまり微睡む昼時のような そんなささやかな幸福に私はなりたい あなたを希うことはなくていい 親しき友になれずともいい 愛され…

「私自身のリアル」

ポエトリーリーディング「27才のリアル」(狐火)をオマージュした、これは私の詩。 「私自身のリアル」 「話してて21歳とはとても思えない。」 特に何も思わなかった。もう言われ慣れてた。 皆の中の私はやたら大きくて""強い""人間だった。 自分に誇りを持っ…